和花の呟き(長文注意)

世間話をほとんどリアルでする事のない、アラフィフおひとりさまの心の内や行動を、長ーい文章で綴っています

介護のこと

日頃、アラフィフおひとりさまの方のブログを定期的に見ていますが、そんな中、ちょうど今の父の状況に似た親御さんを介護された方のブログを見つけました。

本当の自分はどうしたい? ~心の声に耳を澄まして~

というブログです。

この方のお父様は、残念ながらお亡くなりになってしまいましたが、それまでの経緯とかが本当に似ていて、思わず介護カテゴリーを厳選して見てしまいました(お陰で寝たのが深夜0時過ぎになってしまった)。

このブログの主さんは、立場的には私の姉に似ています。だから、姉の立場が本当に嫌になるほど分かって、ちょっと反省しました。ただ、姉は大変だと思うけど、私に対して不満を言ったことはないですね。我が家は、母と姉が世話焼きで、基本的に何でも人に任せるより、自分でお世話をしたいタイプ(悪く言えばお節介)。なので私が「何かしようか?」と言っても、大丈夫だと言われるのです。で、それに甘えてしまう(典型的な末っ子気質)。

介護のことで、兄弟姉妹でかなり揉めるようですが、そういう意味では、恵まれているなと思います。その一方で、もし姉に何かあったら、今の私では何も出来ないポンコツ状態だから、それはそれで問題だと思うけど。

でも、姉の愚痴とか話を聞くことは心掛けています。今の状態を共有できるのは家族だけですしね。そしてそれに対して、求められた時以外は、何も口出しせずに、ただ聞く事に徹しています。今の所は、それで何とかなっています。というか分からないので、任せるしかないのですけど。なので本当に感謝しています。

あと母も、今は父の世話をすることで、心を落ち着けている様子です。入院したばかりの時はかなり取り乱したりもしたけど、今はある程度、腹を据えて介護しているのかな、と。こちらも愚痴とかを聞くようにしています。そうすることで、母も安心するようですし。

家で介護している時よりも、少し自分の時間が出来たようで、家では気ままに過ごしているみたいですね。そこは良かったかな、と。家で介護している時は、トイレやお風呂の介助が大変そうだったから。こちらもよくやってたな、と思っています。

本当に介護って、経験しないと分からないことだらけです。なるべくならしないに越したことはないけど、避けては通れませんよね。ピンピンコロリで亡くなる人は少数派だろうし。

今は父だけど、いつかは母の介護も始まると思います。両親揃って長生きって、めでたいし、素晴らしい事ですが、その分介護がついて回りますから、複雑ではあります。ただ、2人共苦しんだりせずに余生を過ごしで欲しいです。